本ウェブサイトについて
日本に住む若い世代の皆さん、保護者の皆さん、教育者の皆さん
現在、日本では、生後6ヶ月以上の全人口に対し新型コロナウイルスに対するワクチンの接種が進められています。治験が全ては完了していないワクチンの接種については、不安があるかも知れません。ウイルスに関する知識が日々更新され、今回のワクチン接種が人類にとって新しい試みであること、つまりウイルスについてもワクチンについても未だ分からないことが多い現状を考えると、ワクチン接種に関して私達は、自ら情報を得て自ら考え、議論し、判断をする必要があります。
本サイトには、長年の研究実績や社会において確固たる地位・立場を有する科学者あるいは組織による、情報源が明らかな見解・データを掲載しています。これらの見解・データが正確かどうか、どの程度正確であるかは、将来、新型コロナウイルス及びワクチンに関しより多くの知見が得られてから、判断されるでしょう。ただし、本サイトの情報の発信源である人達や組織は、自らの実績や地位、立場ゆえに、発言に対する責任が重く、科学的に誤った情報を発信することに慎重であると考えられます。
本サイトでは、ワクチンは大人にも子供にも必要、ワクチンは子供にとって不要、安全性と危険性に関して分からないことが未だ多くある、集団ワクチン接種によりウイルスを克服できる、集団ワクチン接種により変異ウイルスが増加する、といった多様な意見を紹介しています。
ワクチン接種については、ワクチンを打つべきか打たぬべきか、メリットとデメリット(リスクとベネフィット)は何か、といったことに議論が集中しがちです。一方、ワクチンが個人にとって何を意味し社会(集団)にとって何を意味するのか、集団免疫とワクチンや感染はどのような関係にあるのか、なぜワクチン接種が進むのに感染力の強い変異株が次々と生まれるのか、といった事柄は、比較的議論の対象となりにくいようです。本サイトでは、このような点についても情報を掲載しています。
新型コロナウイルス及びワクチンについて多面的に考えるための土台として本サイトに掲載された情報がお役に立てば幸いです。
2021年8月1日、ウェブサイト開設にあたって
(2022年10月29日更新)
家田堯(ウェブサイト管理者)
「COVID-19は、私達が知る病理のうち、最も複雑なものの一つです。…私のデータベースには2000以上の文書が含まれていますが、それでもなお、日々新たな発見があります。…専門家と呼ばれる人たちが、この病理を完全には理解していない状態でアドバイスを与えることには、疑いの目を向けざるを得ません。病気を治療する者はその病気を理解していなければならない、という基本的な考え方があって然るべきです。理解していないのであれば、アドバイスなど与えるべきではありません。…複雑な病気の治療にあたっては、複数の治療計画を立てるべきです。1つの計画のみで対処することに執着する人がいますが、それは完全な誤りです。…日々知見が変化してゆく中、私達は、ただ1つの教義にしばられることなく、偏見を捨て、心を開くべきです。私達を導くのは、最も価値の高い科学的証拠であるべきです。…科学は、完全ではなく、自己修正し自己調整します。科学は、議論や情報交換に基づくものです。…必要なのは、科学的に対話することです。…そうすればいつか、私達は、真実にたどり着けるはずです。」
ポール・マリク氏(イースタン・バージニア・メディカル・スクール教授)
シンポジウム: 若い世代のワクチン接種 多角的に考える接種の意義とリスク・ベネフィット
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